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横谷 明徳; 高倉 かほる*; 渡邊 立子; 赤松 憲*; 伊藤 隆*
Radiation Research, 162(4), p.469 - 473, 2004/10
被引用回数:3 パーセンタイル:10.06(Biology)DNAの放射線増感剤の一つである、5-bromouracilの単結晶に対するX線吸収スペクトルの測定を、水平面内に直線偏光した放射光を用いて、透過法により13.41から13.50keVのBrK吸収端領域で行った。その結果、4つの共鳴ピーク構造が観測された。これらのピークの相対強度は、X線の入射方向と平行にした結晶のb-c面の法線に関する回転に強く依存した。分子軌道計算により、これらのピーク構造はBr-C結合の反結合分子軌道への励起及び形状共鳴に由来することが示された。観測されたX線吸収の異方性は、これら分子軌道の角度依存性に由来すると考えられる。
奥野 健二; 工藤 博司
Journal of Nuclear Materials, 138, p.31 - 35, 1986/00
被引用回数:63 パーセンタイル:97.95(Materials Science, Multidisciplinary)中性子照射した酸化リチウム中に生成するトリチウムは、T,TおよびT状態で存在することが判明した。それらの初期存在量は、それぞれ、67-77%,23-31%および2%であった。一方、酸化リチウム中の熱的にドープされたトリチウムの存在状態は、Tであった。このことから、中性子照射した酸化リチウムにおけるTの存在は、照射によって生成する結晶欠陥に起因するものと考えられる。中性子照射した酸化リチウムを570K以上に加熱すると、ほとんどすべてのTは、最終的にT状態へと変化した。このTからTへの変化過程において、Li(n,)T反応で生成する結晶欠陥であるF中心の消滅が重要な役割を果たしていることが明らかとなった。